当研究室のキャッチフレーズは、「常に社会のニーズを意識して実用化を目指すもの作り」です。学生の主体性を重視し、研究テーマについては、既存のテーマに囚われることなく、学生自身が積極的に進めていける研究テーマを一緒に模索していきます。学内外の研究機関との共同研究も盛んに実施しており、より高いレベルの研究にも従事することができます。時には「論よりRUN」の精神で行動力をもって新たな研究テーマにチャレンジしています。
自らの手を動かしてつくった「もの」が、意図したとおりに機能した時の喜びは何物にも代えがたいものです。これは当たり前のように聞こえますが、実際には非常に大変なことです。これをひとつひとつ積み重ね、自らが設定した目標に向かって問題を解決したり、新たな発見をしたりすることに研究の最大の楽しさがあります。是非さまざまなバックグランドの皆さんに興味を持って、自由な発想で、積極的に研究に参加してもらいたいと思います。もしかしたら、バイオの常識にとらわれない皆さんの発想から大発見が生まれるかもしれません。研究室のメンバーはいつの日か自分たちが開発したデバイスが世のため、人のために役立つことがあるかもしれない、そんな夢を見ながら昼夜を問わず研究を進めています。
研究室のメンバーは学年を問わず和気藹々と切磋琢磨しながら日々研究を続けています。大学生活ではその時にしかできないことにどんどんチャレンジしてみてください。そこにはきっと、一生ものになる出会いがあるはずです。大学には自己を表現するためのチャンスがたくさんあります。それらを活かしオンリーワンを目指しましょう。研究室での研究もそのチャンスの一つです。
PI 木村啓志